京都の桜 女一人旅 〜1日目 京都御苑編〜
満開の桜に会えた!
京都御苑は広い
二条城から京都御苑は近いです。そう、地下鉄なら。
(地下鉄も乗れるフリー乗車券を買えばよかった…と後悔したその①)
せっかくバスに乗り放題の乗車券買ったんだから、なんとしてもバスで行きたい!
という変なこだわりで、Googleせんせーに経路をお聞きし、バスに乗って堀川中立売というバス停へ。
バスを降りて10分くらい歩いて、京都御苑の中立売御門という門から入りました。
京都御苑って、広いんですよね…
(オレンジ枠の中が、敷地。だと思う…)
前に来たときは、丸太町のほうから入ったような…
敷地の果てが見えず、どこが見どころなのかもよく分からず、少しだけうろついて帰った記憶…
その時も寒かったし…(笑)
京都御所も一般公開してなかったからなぁ。
今回は敷地の真ん中あたりから入ったし、京都御所も一般公開されていたので、いろいろと見学してきました!
ちなみにウェザーニュースのさくらChでは、「満開」です。
京都御所
京都御苑は、日本の長い歴史を感じられる場所です。fng.or.jp
平安時代前期に摂関政治の基礎を築いた藤原良房の邸(染殿)や、平安時代中期に摂政・太政大臣となった藤原道長の邸宅、土御門邸がこの地にありました。
また、源氏物語に描かれる末摘花の邸宅や桐壷帝の麗景殿の女御と妹の花散里の暮らした中川邸、源氏が空蝉と出会った紀伊守中川家は、苑内の桜町のあたりをモチーフに しているといわれており、往時より、貴族の邸宅が並ぶ土地柄であったと偲ばれます。
幕末には、猿ヶ辻の変や蛤御門の変が起こり、京都守護職の松平容保の仮本陣になった凝華洞跡、孝明天皇の妹和宮や後の明治天皇である祐宮の誕生の地もまた苑内にあり(以下略)
平安から江戸の幕末、さらに明治まで、長きに渡って歴史に登場してくる場所です。
末摘花、花散里、空蝉のお邸のモチーフだったのかぁ。
源氏物語で、メインではないけれど、とても印象的な方々のお邸ばかりですね。
(花散里、好きです)
歴史の中の場所という印象も強いですが、今回見学してみて、「今の私たちと地続きなことを感じられる場所でもあるなぁ」と思いました。
こちらは大正天皇の即位礼のために新設された、御車寄だそうです。
天皇中心の公議政治をうたった、五箇条の御誓文を奉じたという歴史もありますが、明治・大正・昭和天皇の即位礼を行った場所でもあるそうです。
昭和天皇までは、京都で儀式を行うことが多かったんだなぁ、と解説文を読んでいて思いました。
今上天皇(旅した現在は、平成)から、東京で行ってるんですね。
ほぇ~。
と思いながら紫宸殿の外に出たら、こんな案内が。
こ、これはもしや、2019/5/1の即位の日のために…!?
そういえばもう1か月切ってるじゃん…!
高御座(たかみくら)・御帳台(みちょうだい)
紫宸殿内には、現在、中央に天皇の御座「高御座」、その脇に皇后の御座「御帳台」が置かれています。
これらは、即位礼などで用いられる調度品です。
現在の高御座と御帳台は大正2年に製作され、大正、昭和、平成の即位礼でご使用になりました。
今上陛下の即位礼の際には、東京の皇居宮殿に運ばれて使用されました。
やっぱりーーーー!!!
わーーー!!!すごーい!!!
すごいタイミングで見に来た、私ーーー!!!
いや、実際には見てないんだけど!
ていうか本当なら見れるはずなのに、今なくて見れないっていうことなんだけど!
見れない!ってことがすごい貴重なことじゃない!?
すごくない!?
と、一人で興奮してたんですが、周りはみなさんスルー…笑
ちょっと!
ちょっと!!!
(一人なので独り言)
こんなにすごいこと、生きてる内に早々ないことなのにー…
本当に、時代が、御代が変わるんだなぁ…
遥か昔の歴史と、今私が生きているこの現在が、ちゃんとつながってるんだなぁ…
と私は京都の地でしみじみと感じました。
すごいことだねぇ…
すごいことだよ…
(卒論が明治天皇絡みなことだったこともあり、一人感慨にふける)
イトザクラ、満開!
京都御所を出て、敷地の一番北側・近衛邸跡へ。公園のようになっていて子どもたちが遊んでいましたが、そこにしだれ桜(イトザクラ)がたくさん咲いていました。
ウェザーニュース通り、満開!
あっちもこっちも、しだれ桜!しだれ桜!しだれ桜!
すごいです。
本気カメラ&三脚ガッチリな方々もたっくさんいらっしゃいました。
こんなにしだれ桜見たの、初めてだ~。
綺麗ですね~。
二条城のリベンジ、京都御苑で果たしたり!(笑)