山形・銀山温泉 女子旅 ~1日目 出発編~
初めての山形!
東京駅で待ち合わせをして、まずは駅弁を買いに。新幹線は10時出発なので、「お昼ごはんは車内で駅弁にしよう!」と決めていました。
でも、改札階にある駅弁屋さん(祭だったかな?)がすごく混んでましたねぇ…
店の前でのぞいて、3人とも「この中に入るのはちょっと…」という無言の空気に…(笑)
さっさと地下のグランスタに向かいました(笑)
グランスタは、「駅弁」というよりも、「お弁当」っていう感じですね。
有名店のおいしそうなものがたくさん売っていました。
行先、山形なのに(笑)
あとはお酒のおつまみを少し買って、ホームでお酒買って、山形新幹線「つばさ」に乗車!
仙台より北に行くの、初めてなんですよね。
3人なので、最初は座席を回転させておしゃべりしてたんですが、大宮あたりで相席の方が乗車されてきたので、慌てて戻しました。
ごめんなさい、勝手に「車内、混むことはないだろう」とか思ってました(^^;
行きも帰りも、結構な乗車率でした。
途中、雪景色が現れたかと思ったら、
まったく雪のない場所もあり。
「銀山温泉、雪、あるかな…?」と3人ともちょっと不安に…
今年は暖冬なので雪が少ないのは覚悟してましたが、まったく無いのは悲しい…
現地はどうなのか、最寄り駅に着くまで少しドキドキしました。
東京駅から3時間ちょっと。
銀山温泉の最寄り駅「大石田駅」に到着です。
雪は少なめ
大石田駅で新幹線を降りると、大きなスーツケースを持った外国人の方がたくさん!やっぱり多いんですね~。
改札を出ると、予約時にお願いしていた宿の送迎の方がいらっしゃいました。
「一本後の新幹線に乗ってこられるお客さんを待って出発します」とのことだったので、
少し駅の売店をのぞきに。
銀山温泉のお土産も結構売ってました。
外に出てみると、おひさまが出ていて青空、風もなくあまり寒くなかったです。
ダウンコートにスノーブーツで来たけど、ここまで重装備じゃなくても良かったかな?と思えるほど。
宿の方いわく
「例年2月というのは、雪は降らないけれど風が強く、地吹雪のような感じなんです。今年みたいに、道路が見えてるなんてありえないんですよ。
駅周辺はまだ雪がありますが、少し行くとまったく雪がなくてねぇ。」
とおっしゃっていました。
やっぱり、暖冬なんですねぇ。
「ありえないほどの雪」というのも見てみたかったですが、旅行するにはこれくらいのほうがいいのかもしれない…と自分に言い聞かせつつ(笑)、30~40分ほどで宿へ到着しました。
宿は、温泉街の上
今日のお宿は、こちら。滝と蕎麦の宿 瀧見舘
www.takimikan.jp
温泉街は谷底のような場所にあるのですが、こちらのお宿は、坂を上ったところにあります。
温泉街へは徒歩で、行きは5分、帰りは10分ほどで着きます。
(が、その坂がものすごい急坂…)
宿の中はとても綺麗で、ずっと静かでした。
また、細かいところへの配慮がとても行き届いていて、3人で「おぉー!これは嬉しいー」と言うことがたくさんありました。
(ポットのお湯が沸かし済みだったり、お風呂に持っていくタオルと袋がすべて色違いで誰のか判別しやすくなってたり)
洗面所がダブルボウルなのも、女子旅としてはとても嬉しかったですね!
お部屋でのんびりお茶とお菓子とお漬物を食べながら少しのんびりして、温泉街へ散策に向かいます!
山形・銀山温泉 女子旅 ~旅のきっかけ~
「雪を見ながら温泉に入りたい!」
という私の希望を、元会社の後輩ちゃんたちと飲んでたときに話したところ、
「いいですねー!」と乗ってくれたのが、今回の旅のきっかけです。
ロングバケーション中のこの1年は、「四季を感じる旅行」をしたいなぁ、と思っています。
季節感のある場所に、その季節に行くのって、働いているときだと計画するのにちょっとハードルが高くて。
「混んでるかなぁ、いつがベストシーズンなのかなぁ」
とか考えている内に、予約を取ろうにもいっぱいだったり、もうシーズンが過ぎてしまっていたり。
なので、心と時間に余裕のある今こそ、そういう旅行がしたいなぁと思っているのです。
いるのです、が。。。笑
↑の話を後輩ちゃんたちとしたのが、11月頭。
で、予約しようと動いたのが、12月頭…(笑)
「もうすでに雪の時期」という…
余裕があっても、実行力はあまり変わらない気がしています…(笑)
結局必要なのって、「勢い」なんだよなぁ…
銀山温泉とは?
銀山温泉とは、山形の尾花沢市の山の中にある温泉です。東京から新幹線で3時間ちょっと。そこから車で30~40分ほどの場所にあります。
銀山温泉
http://www.ginzanonsen.jp/index.html
とても小さな温泉地ですが、この景色に見覚えのある方もいらっしゃるかと思います。
SNSを中心に、こういったガス灯のともる、川沿いの風情のある雪景色が話題となり、昨今観光客の方が国内外から増えているそうです。
私も最初に見たのは、インスタとかネットの温泉特集とかだった気がします。
また、古くは朝ドラ「おしん」のロケ地としても有名です。
(吾郎ちゃんが出ていた、映画「おしん」では来なかったそうな)
千と千尋の神隠しのモデルになった、と言われている旅館もあるそうです。
(世界のあちこちにあるよね…笑)
小さな温泉地ですが、だからこそ静かでのんびりできて、とても良かったです。
旅行の予約は、えきねっと
「雪の季節に行きたい」とか言いながら、予約をしようと動き始めたのが12月…動き出しが遅い上に、小さな温泉地ゆえ、旅館・部屋数が少なく、空きを見つけるのが大変でした…
唯一、2月に空きがあったのが、JR東日本のえきねっと!
Web限定のパッケージツアーがあり、「宿+新幹線」のセットで予約できたので、こちらに決めました!
www.eki-net.com
新幹線の切符の確定は1か月前でしたが、問題なく第一希望の新幹線が取れました♪
新幹線の切符は、2週間ほど前に郵送で届きました。
さぁ、カメラを持って、出発です!!
山形・銀山温泉 女子旅 ~旅のもくじ~
冬の山形・銀山温泉にのんびりしに行ってきました!
基本情報
日程
2019.02.24〜2019.02.25行程
今回は、行って帰ってきただけの"のんびり旅"なので、銀山温泉だけです。旅のもくじ
aizo-mattari.hatenablog.com1日目
aizo-mattari.hatenablog.com2日目
aizo-mattari.hatenablog.com徳島 女一人旅 〜3日目 帰宅編~
徳島旅行 おしまい
大塚国際美術館を堪能し、徳島をあとにします。美術館から旅館に戻るときは、朝とは打って変わっていい天気になっていました。
この海ともお別れか~。
レンタカー返却
レンタカーの返却は、空港店にしていたので、鳴門から徳島市へ戻ります。ほぼ一本道だし、30分かからないくらいなのでゆっくりと。
レンタカーショップに着いたら、「このままこの車で空港へお送りします」とのこと。
助手席に乗り換えて、空港まで車でびゅーん。
(3分くらいだけどw)
搭乗時間までは、おやつタイム
余裕を持ってレンタカーの返却時間を決めたので、搭乗時間まで1時間ちょっとありました。空港も、まだガラーンとしてるw
なので、2Fのお土産屋さんをあれこれ見物。
甘いもの食べたいなー、と思って売店をのぞきましたが、ラーメンばっかりw
なので、お土産屋さんでお菓子を買って、展望ホールで離発着する飛行機を眺めながら、おやつタイムをしました。
買ったお菓子はこちら。
甘いスイートポテトとしっとりサブレ。
美味しかったです。
あと、これは自分用に買っていたお土産。
甘かった!激甘!
これだけで食べるのは、私はちょっとキツかった(^^;
美味しいんだけど、美味しいんだけどね!
「これは、バニラアイスと一緒に食べるといいかも…」と食べた後に思ったので、
手荷物検査後、まだ搭乗開始まで時間があったので、ソフトクリーム食べました(笑)
最後になって、食欲にスパートかけるw
でも、空港のソフトクリームって、すごいかたいんだよね…
楽しかった徳島!
飛行機に乗って、1時間ほどで羽田に到着。あっという間の3日間で、思いもよらない徳島旅でしたが、とても楽しく過ごすことができました♪
また機会があれば行ってみたいな~!
徳島 女一人旅 〜3日目 大塚国際美術館編~
大塚国際美術館って?
徳島で観光地を調べていると、必ず出てくる「大塚国際美術館」。o-museum.or.jp
かなり広い。
美術に興味なくても楽しい。
見る価値アリ。
とあちこちに書いてあったので、美術館はあまり好きではないのですが、行ってみようと思いました。
美術館って、苦手なんですよね…
何をどう見ればいいのか分からなくて…
何がどうすごいのか分からなくて…
博物館は好きなんですけどね…
という私でも、大塚国際美術館は行ってみたらとっても面白かったです!
「時間が足りない!」と思うほど。
大塚国際美術館は、大塚製薬が創立75周年の記念事業として設立した美術館です。
大塚製薬は、鳴門が発祥の地なんだそうです。
この美術館の特徴は、
「世界の有名な名画や壁画、時には空間や遺跡を、オリジナルと同じ大きさで、陶板で複製し、展示している」
というところです。
陶板、はいわゆる陶器ですね。
器じゃなくて、板状ですが。
「知的財産権を買い取って、オリジナルをそのまま複製し、展示する」というのは、とてもユニークですよね。
世界各国の有名な芸術作品が集まっているので、この美術館で世界旅行ができてしまう!
本物なら近くで見れない、見れても一瞬、触れない、写真撮れない、ですが、
ここなら近くでゆっくり見れて、触ることもでき、写真を撮ることもできるのです。
すごいですね~。
美術に興味がない人でも「この絵知ってる!」というものがたくさんあると思います。
ぜひ、行ってみてほしい美術館です。
朝ごはんを食べて、美術館へ
朝ごはん付だったので、夕飯と同じレストランで朝ごはんを。朝ごはんも美味しかったです。
写真にないですが、やっぱりお味噌汁のワカメが美味しかった!
美術館までは、旅館から歩いて5分ほど。
美術館は9:30開館なので、旅館でゆっくりすることができました。
チェックアウト時に、
「大塚国際美術館に行くのですが、車を駐車場に置いていってもいいですか?」と聞いたところ、
「かまいませんよ」と言っていただいたので、軽装で行くことができました。
美術館博物館は、思いのほか歩くので、身軽なほうがいいですよね。
雨降りそう…
(実際、美術館にいる時にちょっと降ったっぽい)
歩いてすぐ、大塚国際美術館が見えてきました。
学生の社会科見学やら遠足やらが多かったです。
朝早い時間ならば、そういった子たちもいないので、ゆっくり静かに鑑賞できると思います。
昼頃にかけて、一気に人が増えたように感じました。
館内広いので、団体で動かれてるところを避ければ、ゆったり見れますが。
ほら、学生の時って、こういうところ退屈だから、アレじゃないですか、ね…(^^;
ちなみに、再入場も可能だそうなので、途中、渦潮を見に行くのもアリですね。
無料のツアーガイドがおすすめ!
チケットを買って、入館!と、早速、ながーいエスカレーターが。
このエスカレーター、1分30秒(だっけか?)かかるそうですw
鳴門公園の中にある美術館なので、高い建物をつくることはできないそうで、
入口は山のふもとで、B3~B1は山の中にあるそうです。
作ってから、埋め戻した、って言ってたかな、確か。
エスカレーターを上がると、真正面にドーンと現れるのが、システィーナ礼拝堂の複製です。
空間まるごとの複製展示…
す、すごい…
と最初からすごい衝撃を受けました。
「この美術館は、こういうことなのか…」という理解にもなりました(笑)
と、スタッフの方が、
「10時からのガイドツアーが始まります。参加される方は礼拝堂の前のほうにお座りになってお待ちください」
と。
音声ガイドを借りようかな、とも思ってたんですが、「ツアーガイドがあるならそのほうがいいかも」と思って参加することにしました。
私はシスティーナ礼拝堂だけのガイドかと思ってたんですが、全然違いました。
案内を見れば分かることなんですが、私が参加したツアーは、
「B3~B2 古代・中世~バロック・ルネサンスまでの、約2時間のツアー」
だったんですね(笑)
システィーナ礼拝堂の入口にあったパネルに、ちゃんと書いてあったのを後で発見しました(笑)
ただ、無料のツアーなので、途中参加・途中離脱アリですし、休憩もあるので、自由度は高いです。
実際、B3の古代・中世を1時間ガイドしてもらった後、休憩を挟んでB2のバロック・ルネサンスになったら人が減ってました。
みなさん、お疲れになったんでしょう(笑)
ツアーはいくつか用意されていますし、「人気作品ベスト10」をまわるツアーなんかもあるので、いいですね。
私みたいにあまり詳しくない人にとっては、人気があるものや有名なものをピックアップしてもらえて、楽しくお話が聞けるので助かりました♪
で、結果「時間が足りない!午後もガイドツアーに参加したいけど、それをしてたら時間がなくなる!」となりました(笑)
どれもこれも圧巻!
たくさんある展示品の中から有名なものを写真に撮ってきたので、ご紹介。いや~、本当に有名なものがいっぱいだった!
システィーナ礼拝堂
バチカン市国にある、システィーナ礼拝堂の環境展示です。大学の卒業旅行でイタリアに行った時に訪れましたが、サン・ピエトロ寺院の中に入った記憶はあるけれど、
システィーナ礼拝堂に入った記憶がない…
そんなことってある?笑
ただ、観光客がすごく多くて、寺院に入るのも大変だったことは覚えてる…
ツアーだったから、時間の関係でなかったのかなー。
こちらは天井の「創世記」も、正面の「最後の審判」も、すべてミケランジェロ作です。
天井絵の依頼が先だったそうですが、最初ミケランジェロは嫌がったそうです。
「俺は彫刻家、絵なんて嫌だ」っていう(笑)
レオナルド・ダ・ヴィンチとも、仲が悪かったですし、何となく納得(^^;
でも、彫刻家らしく、「最後の審判」は裸体で筋肉ムキムキの神が(笑)
天井絵のほうは、アダムとイブのお話からノアの箱舟のお話が描かれています。
アーチ部分に描かれている、一番美しいと言われる「デルフォイの巫女」は、下に原寸大での展示もありました。
ガイドさんいわく、
「近くでみると分かりますが、体のバランスがおかしいですし、歯はすきっぱ。ここで見るととても美しくは見えませんが、15m下から見上げたときに、そしてアーチ状になったときに美人に見えるように計算して描いたミケランジェロは、やっぱりすごいですね」
と仰ってました(笑)
ずーっと上を向いて描いていて、時には落下したこともあるそうで、ミケランジェロはかなり体を痛めたらしいです。。。
ほんと、大変ですね。。。
ちなみに、2階部分からも見ることができるので、天井絵をより近くから見ることができます。
本物の礼拝堂では見れない景色ですね。
フェルメール
日本人が大好きなフェルメール。謎の多い方だそうで。。。
作品も、小さめだったなぁ。
エル・グレコの大祭壇衝立画
こちらは戦争によって絵がバラバラになり、完成当初の状態は分からないため、推測して作られたものだそうです。
だから、世界でここでしか見れない。
こちらがこの美術館で一番お金がかかった作品だそうで、
ほとんどは知的財産権の買い取り金額。
そして額縁がとーってもお高いのだそうです。
(確かどちらも億単位だった…すぎょい)
聖マルタン聖堂
こちらは、環境展示。聖堂の空間が再現されています。失われた時代・中世につくられた聖堂です。
顔がみんな同じ感じで、平面的ですよね。
中世は、みんなこんな感じなんだそうです。
漫画みたい、というか。
「棟方志功の版画に似てるような気がしませんか?」とガイドさんが。
確かに!
聖ニコラオルファノス聖堂
こちらも環境展示。青が印象的な空間です。入ってすぐの場所に描かれているのが、聖ニコラオス。
サンタクロースの元となった聖人です。
欠けている部分や剥がれている部分も忠実に再現しています。
これが全面きれいな青だったときは、さぞかし鮮やかで綺麗な聖堂だったんだろうなぁ。
秘儀の間
イタリア・ポンペイ遺跡の中にある別荘の中の広間の環境展示です。こちらは対照的に真っ赤な空間。
ポンペイも行ったけど、ここは見なかったなぁ(そんなんばっかw)
ポンペイ、広いですからね。
床のモザイクも、今見てもオシャレですね。
ここに描かれている絵の内容の解釈は色々あるそうなんですが、
「女性が子どもを授かるための儀式」という説に則り、ガイドさんが詳しく説明してくれました。
ポンペイ、また行きたいなぁ。
石棺
確か、ローマ時代の石棺。中に描かれた絵は、壁にも展示されていて、見やすくなっています。
この時代、お金持ちや位の高い人たちは美食「美味しいものをとにかく食べる、吐いても食べる、吐いたらもっと食べれる!」という今では考えられないようなことをしていたそう。(テルマエロマエにも出てきたな、そんな話が)
ベッドから動かないで食べる、吐く、食べる…意味わからん(笑)
当然、ベッドの下は汚くなってしまいます。
で、それを少しでもごまかそうと、床に描かれた絵がこちら。
右上は、ウニの殻ですかね?
ねずみまで、とてもリアルに描かれています。
「ごまかせるかどうかは別として(笑)、こういう絵から、当時の人たちが何を食べてたかが分かる」というガイドさんの話になるほど~と思いました。
スクロヴェーニ礼拝堂
ラピスラズリが使われたとても綺麗な礼拝堂です。礼拝堂の中は、聖歌が小さな音でかかっていて、とても神聖な気持ちになりました。
こちらも中世の作品ですが、この「最後の晩餐」を見て分かるように、テーブルを囲むように人が座って描かれており、
それまでの平面的な絵からの脱却、ルネサンスの幕開け、という大きな意味を持つものなんだそうです。
それにしても青が綺麗~。
受胎告知
いろいろな人が描いた受胎告知が、一か所にまとめて展示されていました。こちらは、アンジェリコ・フラという方の描いたもの。
美智子様が好きな絵なんだそうです。
これは、レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知ですね。
有名~。
鳥のような羽がやっぱりすごい。
マリアの右腕の角度は、正面から見るとおかしいですが、斜めから見るときちんと見えるのも、復元されています。
数学を勉強している学生さんが、ここに来てダ・ヴィンチの作品を見ながら数学の勉強をされるそうです。
黄金比とかが絵画の中に使われているのは薄っすら知っていますが、「絵を見ながら数学の勉強…」ということが、あまりイメージがつかなかった…笑
小椅子の聖母
ラファエロの作品。ヴィーナスの誕生と春
ボッティチェリの超有名な作品。これはフィレンツェで見た!(やっと見たことのあるものがw)
どちらも、私の想像よりも小さかったんですよね。
もーっと大きい絵なのかと思ってた!
ウフィツィ美術館で見たときはすごい人が多くて、あまりゆっくり見れませんでしたが、ここではゆっくりと、一人で見ることができました。
最後の晩餐
レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐。これは見れなかったんだよね、ミラノで…閉館日でさ…
現地で見るには予約も必要ですが、じーっくりのーんびり見ることができました。
ここでは、修復前のものと、20世紀後半に行われた修復後のものが、向かい合わせで展示されています。
修復によって、よりハッキリと、そして鮮やかな色彩がよみがえったことがよく分かります。
過去の修復では、加筆が行われていて、レオナルドが描いた元の絵からだいぶ変わってしまっていたそうなのですが、
20世紀の修復では、レオナルドが描いた元の状態へ戻す作業が行われたそうです。
この修復によって、テーブルの上に魚料理が乗っていることが分かったり、キリストの口が開いていたことが分かったそうです。
また、一点透視図法(遠近法)の消失点の釘打ちした跡が、キリストの左のこめかみにあったことも分かったそうです。
消失点から斜めに糸を張って描いていったそうです。
絵を部屋の左隅と右隅から見ると、遠近法の感じがよく分かりました。
モナリザ
「よく、実物を見たことのある方は、『小さかったわ~』と仰いますが、実はそんなに小さくないんです」とガイドさんが仰ったように、確かにモナリザ、小さくなかったです。
ルーブルでは、ガラス4枚&離れた柵越しに見るから「小さい」と思ってしまうそうです。
至近距離で見れるこちら、いいですよね。
とても綺麗で、薄いベールを頭に纏っているところまで、よく見ることができました。
夜警
レンブラントの作品。元々、夜警というタイトルで描いたのではなく、市民隊の射撃隊を描いたそうです。
が、仕上げ剤?を塗ったら黒くなっちゃったので、夜警と呼ばれるようになったそうです(笑)
ラス・メニーナス(女官たち)
なんとなく見たことのある絵…くらいの認識でしたが、人気のある作品だそうです。真ん中のマルガリータちゃん、締め付けの強いドレス着せられてて大変そう…
ルイ14世の肖像
こちらも有名ですね。
「朕は国家なり」
授業で聞いたときは、「すごい自信家だな…」とネガ子な私は驚愕したものです…笑
バレエをやっていて足に自信があったそうで、この肖像画でも足をキレイに見せています。
低めの身長を少しでも高く、なのか、足をよりキレイに見せるため、なのかは分かりませんが、ヒールの靴も履いています。
ロココっぽいですね。
キリスト昇架
こんな案内が、館内に。ネロがずっと見たかった、リュベンスの絵です。
最終回の最後のシーンは、この絵ではなく、「キリスト降架」のほうだそうです。
実際は、大聖堂の中には両方の絵があるそうです。
ゴヤの家
裸のマハ、着衣のマハ等と一緒に、ゴヤの家が環境展示されていました。迫害に備えての隠棲だったそうで、とにかく暗いです…
怖いです…
鳥肌立ちました…
ゴッホ・7つのヒマワリ
まだ始まったばかりだった展示が、こちら「7つのヒマワリ」です。開館20周年記念行事として、ゴッホの花瓶のヒマワリ全7点を復元し、一同に見れるように展示していました。
ゴッホのヒマワリって、何点も描かれているんですね。
今展示している場所も、アメリカやオランダ、ドイツ、イギリス、日本と世界中。
個人所蔵のものもあるそうです。
また、戦前日本にあり、戦争で消失してしまったものも、今回復元したそうです。
でもやっぱり、損保ジャパンの美術館にあるヒマワリが、一番なじみ深かったなぁ(笑)
マネ、ルノワール、モネ、ミレー、ゴーギャン
このあたりはもう、時間がなくて駆け足だった…見たことある!知ってる!よく展覧会やってる!
ていう作品が多かったです(笑)
叫び
ムンクも一か所にまとめて展示してありました。ガイドさんがお話してるのを聞きかじったのですが、
ムンクは病(精神的なもの?)を患っていて、叫びを描いたときは自分でも「おかしいんじゃないか…」と思ったそうです。
よかった、この絵見てそういう感想持つの、間違ってないんだ…笑
ちなみにこちらも、ムンクの作品。
作風が違いすぎる…!
マリリンの二連画
みんな大好きアンディ・ウォーホル。私も好き。
ゲルニカ
ピカソの作品ですね。
実際に美術館にきて、この復元作品をチェックしている写真もありました。
大きかったな~。
大睡蓮
モネの大睡蓮。睡蓮って、多数の作品があるんですね。
こちらは、オランジュリー美術館にある「大睡蓮」だそうです。
柳が描かれていたり、日本的な感じもしますね。
外で陽の光を浴びた睡蓮を見ることができます。
現代の作品
慎吾の作品が置いてあっても、何ら違和感のない作品群でした(笑)古代・中世・ルネサンス・バロック・近代・現代と見てきて、表現するものの多様性とか、表現方法の広がりみたいなのを感じました。
なんでもアリだな、現代!笑
また行きたい美術館
ながーい記事になりました。。。ほんと、半日じゃ足りなかった。。。恐ろしいのが、今回私が写真に収めてきたこれらの膨大な作品たちは、あくまでも一部であって、実際の展示品はもっとある、ということですね。。。
古代なんて、ほとんどウォークスルーしちゃったけど、
ヤマザキマリさんの「オリンピア・キュクロス」を読んでたから、
「あぁ、壺絵も気になる…」と後ろ髪を引かれましたし。
(実際、テルマエ・ロマエツアーとか、この美術館でやってたらしいw)
また徳島に行く機会があれば、まる一日、この美術館を楽しみたいなぁ、と思いました。
徳島 女一人旅 〜2日目 旅館で夕食編~
大鳴門橋が見える旅館
淡路島から高速を飛ばして、大鳴門橋のふもとまで戻ってきました。今日の宿はこちら。
鳴門海月別亭シーサイドホテル鯛丸海月
taimaru-kaigetsu.com
オーシャンビューの和室で、夕食「漁師のよくばり御膳」付プランです。
大塚国際美術館のすぐ近く、海沿いにある旅館です。
旅館とホテルのミックス
旅館といっても、最近リノベーションしたばかりなのか、ホテルと旅館がミックスされた感じの館内&室内でした。たぶん、前は仲居さんがいらっしゃったんだろうなぁ、という感じです。
それにしても、一人には広すぎるw
洋室もあるのですが、ツインなので和室にしたんですよね。
結果的に、畳でごーろごろできたのでよかったですが。
ただ寝るときに難が…
私は腰が悪いんですが、敷布団が致命的に薄い(;゚Д゚)!
下に何も敷いてないのかと思うくらい…
この薄さは学生時代、一人暮らしの友達の家に泊まったときに寝た布団並みだ( ゚Д゚)笑
最初は我慢しようかと思ったのですが、もう畳に直に寝てる感じでどうにもこうにも腰が痛かったので、
押し入れから掛布団を出して、一番下に重ねて敷きました。(掛布団のほうが厚みがあった)
それでだいぶマシにはなりましたが、旅館でこれはちょっとなぁ…と。
しかも一人だったから布団に余りがあったからいいものの、余りがない人数だったらわざわざ人呼ばなきゃいけなかったのでは…
睡眠は大事なので、改善してほしいなぁと思いました。
(この時、「昨日のホテルに2泊でもよかったかも…」と思いました。あっちはシモンズ製のベッドで寝心地よかった…)
ただ室内はとっても綺麗で、過ごしやすかったです。
WiFiは、遅くて使えませんでした…
部屋からはもちろん、大鳴門橋が見えます。
あんまり変わらない(笑)
チェックインの時、夕食の時間を18時/18時半/19時(19時半もあったかな?)から選べたので、私は19時でお願いしました。
夕食までまだ時間があるので、大浴場でひとっ風呂。
温泉ではないですが、広いお風呂は気持ち良かったです。
露天もあり、大鳴門橋が見えます。
外が真っ暗の中、漁に出ていく船の明かりも見えました。
夕食のよくばり御膳は、鯛づくし!
夕食の時間になったので、1Fのレストランへ。私以外にも、お一人のおじさまがお2人ほど。
それと年配のご夫婦2組、アジアからの旅行者のグループと、それなりに人はいました。
店内が広く、1テーブルも広いので、あまり一人でも気になりませんでした。
鯛が多い~♪
でかっ!
と思って最初気づかなかったんですが、
黙々と、あら煮を食べる。。。
カニと同じで、無言になっちゃいますね。。。
(そもそも一人だから無言だけど、頭の中も無言になっちゃう)
お米を残すのはとてもしたくないことなのですが、さすがに無理だった…
4杯分くらいあるんだもん…
でも美味しかった!
デザートはイチゴのプリンだったかな…
(苦手だけど、なんとか食べた)
「明石焼き食べなくてよかった…」
と思うボリュームでした(笑)
美味しかった~。
レストランには単品もあり、単品でしゃぶしゃぶと鯛めしとお酒を頼んでいらっしゃるおじさまもいらっしゃいましたね。
女性なら夕食付のプランにせず、単品でも十分かもしれません。
でもコースも美味しかった!
淡路島の地ビール
部屋に戻ると、布団が敷いてありました。料理を食べながら、すだちサワーも2杯ほどいただいたんですが、あわじ花さじきで淡路島の地ビールを買ったので、お部屋で飲みました。
awajibrewery.com
4種類くらい売られてたかな?
全種類はなかった気がする。
この中から一番飲みやすそうなピルスナーを買いました。
うん、飲みやすい!
(クラフトビール結構飲んでるけど、味の違いを説明できるほどは分からない(^^;)
一人でお部屋でチビチビ飲んで、もう一回お風呂に入りに行って、この日はおしまい。
明日は最終日です!
徳島 女一人旅 〜2日目 淡路島ドライブ編~
鳴門と淡路島はご近所さん
渦潮を見た後は、淡路島へドライブです。大鳴門橋を渡れば、そこはもう淡路島!
2日目の宿が旅館で夕食付だったため、夕方には鳴門の宿まで戻らなくてはなりません。
なのであまり寄り道はできませんでしたが、淡路島の大きさを体感することができました。
淡路島は大きい!
「島」というのでそんなに大きくないのかな、と思っていましたが、大鳴門橋~明石海峡大橋(本州と淡路島を繋ぐ橋)まで高速で1時間ほど。結構大きいですね。
日本の島の中では、5番目の面積の島だそうです。
島なのでまわりはもちろん海に囲まれていますが、高速は山の中を走っているため、あまり島感はありませんでした(笑)
道も広く、交通量も多くないので運転しやすかったです。
が、照明がなかったので暗くなってからはあまり運転したくないですね(^^;
(中央道もあまり運転したくない人なので…東名の近くでよかった…)
鳴門ICから高速に乗り、最初に目指したのは「淡路SA」です。
淡路島を、一気に縦断です!
淡路SA 上りでお目当てのもの発見!
淡路SAまで、1時間ほどで無事到着!淡路SA 上り
淡路SA 上り | SA・PAを調べる | はしやすめ
淡路SAは、上りと下りを行き来することができます。
下りには、観覧車があったりドッグランがあったりするそうです。
これは、上りSAから見た、下りSA。
本州と淡路島を繋ぐ明石海峡大橋が、展望台からキレイに見えます。
「本州は都会だなぁ…(笑)」
改めて見ると、街やビルがすごいですよね(笑)
明石、神戸、晴れていると大阪のあべのハルカスも見えるそうです。
景色を楽しんだ後は、お土産を見に。
見事に玉ねぎだらけ(笑)
あと気になったのが、牛乳を使ったお土産が多いこと。
淡路牛は聞いたことあるけど、牛乳も有名なのかな?
「SA限定 淡路島ミルクロール」の文字には、とっても心が惹かれました(;・∀・)
が、冷蔵商品だったので諦め…
そう、私の目当てはそれじゃない、食べ物じゃない…
あるかな、あるかな…
と売場をキョロキョロ。
・・・・・・・・・!!!
あったぁぁぁぁ!!!
LuLuLun(ルルルン)の瀬戸内限定「レモンの香り」!!!
ハワイに行ったとき友達に教えてもらて、ハワイ限定のルルルンを買ったんですが、すごくいいんですよね(*´▽`*)
今回徳島に行く、ということで「だったら瀬戸内限定ルルルンが買えるのでは!?」と友達と話していたんです。
lululun.com
が、徳島駅のマツキヨには置いておらず。。。
「やっぱり瀬戸内に面してないからかなぁ(;´・ω・)」
「でも、淡路島ならもしかしてあるかも!」
という一縷の望みにかけて、やってきたのです。
そして予想通り、売られていました~( ̄▽ ̄)v
公式サイトの販売店にはないんですけどね(笑)
店舗一覧-フェイスマスク ルルルン【公式】
「人気商品なのでSAや道の駅には置いてあるだろう…岡山と広島だけな訳ない…」
と勝手に思っていたのが、当たりました(笑)
ちなみに、帰るとき徳島空港でのお土産屋さんでも聞いてみたのですが、
「入荷があれば置きますが、今は在庫がなくて…置いてもすぐなくなっちゃうんですよね(^▽^;)」
と言われました。
なので徳島空港では確実にゲットできる可能性は低そうです。
使った感じ、ハワイのプルメリアと比べてサッパリしてる感じでした♪
これもまたいい♪
道の駅 あわじ
高速を降りて、SAのすぐ近くにある「道の駅 あわじ」へ行きます。道の駅 あわじ
userweb.awaji-bb.jp
明石海峡大橋が、真下から見ることができます。
あとは食べ物屋さんが多かったかなぁ。
外の屋台は閉まってるところが多かった…
明石焼きが大大大好きなので、最後まで食べるかどうか悩みに悩みました。。。
(昔、明石焼きだけ食べにわざわざ明石まで行ったことある人)
でも、旅館の夕食は一般的に量が多いし、玉ねぎの天ぷらも食べたいし…と大人の判断をして食べるのをやめました(´・ω・)
うー、でも食べたかった…!(一人で10コ入りは無謀やで)
あわじ花さじきのコスモス畑
道の駅の後は、下道で「あわじ花さじき」へ。あわじ花さじき
www.hyogo-park.or.jp
ここは一年中、お花が楽しめる、無料のお花畑です。
北海道なんかにはよくありますね。
ちょうどサルビアとコスモスが咲いていて、とっても綺麗でした。
コスモス畑をバックに、インスタ映え~な写真を撮っている人が多かったですね。
雲が多いので分かりにくいですが、丘(山?)の上にあるので海も一望できて気持ち良かったです!
近くの牧場の乗馬体験で、馬と散歩に来ている方もいらっしゃいました。
あとここは、NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の最終回のロケ地でもあるそうです。
あぁ、このシーンとっても良かったなぁ…
春の菜の花が特にキレイらしいですよ!
お花をたくさん見て、たくさん写真を撮った後は、売店へ。
ソフトクリームを食べている人が多かったですが、ここはブレずに天ぷらを(`・ω・´)
いっぱいネタがありますが、ここはやっぱり玉ねぎの天ぷらをいただきます。
うん、美味しかった!
けど、甘味はちょっとよく分からなかったw
いろんな景色が見れて、とてもいいドライブでした!
さぁ、暗くなる前に鳴門まで戻ります。